ミニが直ったから引き取りに歩く(写真ほぼなし)

hinaemon

2019年08月22日 20:00

名古屋に来た理由、それはミニが直ったから。
夕方仕上がったという連絡を受けキャンプ地を後に電車で向かいます
なんでもKings Roadさん、遅い盆休み、私も都合が良いのでこれで栃木へ

ところが、近くの駅までは順調についたのですが駅からの足がない!
「タクシーでどうぞ、お代は支払いますよ」という甘い言葉
信じたのが間違っていたのか。

タクシー乗り場の目の前で鉢合わせになるミニに乗る紳士と若い女性
「お先にどうぞ、私は急ぐ旅ではないので。」と夕日が沈みゆく中譲ります

「有難うございます。ではお先に失礼します。」と乗り込むレディ
なんかいい事したのなぁ~僕って大人じゃーん と思って次を待ちます

ところが、タクシーいつになってもきません。夕方なのに気温は35度近く
焦っているからか、暑いからか額と背中の汗が止まりません。

そうこうしているうちに待つこと約20分。後から駅に降りてきた初老紳士
仕切りに首をかしげながら独り言を。もしかして僕に話しかけてる?

「おかしいなぁ、いつもはタクシーがすぐ来るんだけどなぁ。」
「電話して呼んでみるけど中々来ないなぁ・・・」
「家はここから40分くらいだから歩いて帰れるんだけどさぁ」
「今日は特別暑いからまいっちゃうよねぇ。本当にねぇ」



ここまで来たらミニに乗る紳士の言葉は一つ
「お先にどうぞ、急ぐ旅ではないんで。歩いていけますからお気にせず」


あぁ、見栄をはってしまいました。ホントはエアコンの効いたタクシーで
涼みながらKings Roadに行く筈だったのに・・・

では、歩きましょう。大通りに出る頃には既に日は落ちてしまいました。
でも、額の汗は脊令嬢にボタボタを流れ落ちます。ちょっと遅れるかも?
と思い、KingsRoadに電話してみたら


「本日の営業は終了しています」と、留守番電話メッセージが虚しいです


うーん、これで40分歩いてって閉まっていたら、どう帰ればいいのだ!
と自問自答しながらとぼとぼ向かいます。

そして20:00過ぎ到着、なんと明かりをつけて待っててくれました!
(正確には翌日のレースの準備で整備中だったとも)

そそくさと整備費用を払い、キーイグニッション一発でエンジン始動
涼しくなっていく車内で思わず、アムロばりに
「僕にはまだ帰れるところがあるんだ。こんなに嬉しい事はない!」と

ナトリウムランプが輝く都会の高速と安定した水温で爆走!
これ、これですよ! と一人車内でにやけます


ただ、申し訳ない。
小牧から中央で帰る予定だったけど20時過ぎちゃったしトラブル怖いし
汗だくで疲れちゃったので、この日は第二キャンプ地に帰投します。

戻って風呂浴びてさっぱりして、費用の内訳を眺めます。
ラジエターを二回分解したのは双方の専門店に申し訳なかったけど
いずれ交換するものだったし、却ってすっきりしましたよ。
乗りだしが安かったからTotalではお買い得な車にしあがりましたね


しかし、大変疲れました。鈍行の旅から徒歩の旅、明日はどうする?


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